頭之宮四方神社 「天王祭特別祈願祭」
天王祭
伊藤の作品奉納先でもある頭之宮四方神社では、疫病退散・五穀豊穣を願う「天王祭」を毎年7月14日の夜間に、神社関係者ならびに地域の氏子の方々のみで斎行しておられます。
そして今年は、新型コロナウイルスの流行もあり、参拝に来たくても来られない方々がまだ多くおられるのではとの想いから、今年の「天王祭」は、オンラインを通じて参加できる仕組みが設けられました。
疫病退散・五穀豊穣を願う
夏のこの時期は、災害や疫病、田畑の害虫発生等とかく災いが起こりやすい季節であり、それらを鎮めるための神事として古来より行われたのが「天王祭」の始まりです。地域によっては「祇園祭」とも呼ばれます。
かつて全国に疫病が流行した時、牛頭天王(素戔嗚尊。天照大神の弟)のたたりであるとされ、全国の国の数に応じて、長さ二丈ばかりの鉾、六十六本を立てて祭礼を行い、洛中の男児が神輿を送って、疫病退散を祈りました。
「天王祭」という語源は、この牛頭天王から由来し、災厄を祓い、五穀豊穣を願う祭りとして、今に受け継がれています。
天王祭特別ご朱印
今年の頭之宮四方神社天王祭特別御朱印のデザインを手がけさせていただきました。
厄災を祓う「蘇民将来」という言葉を伝えたという伝承にあやかり、朱印のデザインに取り入れました。(夏越の大祓えの中で茅の輪くぐりがありますが、その時も「蘇民将来」と唱えながら茅の輪をくぐります。)
御朱印には神社で天王祭当日の日付を書き入れてお渡していただけます。
頭之宮四方神社天王祭特別祈願 特設ページ
詳しくは頭之宮四方神社特設ページをご覧ください。
http://koubenomiya.or.jp/tennosai/
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