カンボジアの負の歴史
拷問・処刑が行われていた政治犯収容所のS21(トゥール・スレン)、処刑場だったキリングフィールドへ。
ここでは当時、看守の望む証言を得るために激しい尋問や拷問が行われ、それに耐えられなくなった囚人達が架空の自白を行うことによって次々と処刑されていきました。
約14000人~20000人程の人たちが収容されて、生きて出てこられたのは、たったの8人だけだったそうです。
1976年から1979年。
まだ40年ほど前のつい最近の出来事。
過去は戻らないし
その過ちを正すことは出来ない
ここで亡くなった方々が帰ってくることもない
カンボジア人がカンボジア人を殺害し
罪のない命が、意味もなく消え去りました
今の僕たちにできることは
二度とこの過ちを繰り返さないこと
人が人を傷つけることの惨忍さ
恐怖で人を支配することの愚かさ
カンボジアへ来て初日の朝から
世界の記憶をしっかりと見せていただきました
言葉にならないこの感情
これを言葉にするには自分の中の言葉が少なすぎる
そしてまだまだ昇華しきれていない
ごめんなさい
でも頭の中が整理できた時、
また改めてこのことを語りたいと思います。
そして一部を除き、建物内の写真、映像は控えめにさせていただきます。
どうかぜひ足を運んで、体感していただきたいです。
祈りの旅は続く·····
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