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言霊〜ことだま〜

言霊とは、人が発した言葉によって何かしらの影響を与えるという意味を持っています。

そして日本では古来よりその力が信じられており、人の発した言葉に魂が宿るという考えがあります。

古代日本において、ある言葉とその言葉によって称されたものとの間に直接的な霊的結びつきがあるという信仰があり、これを「名実一体観」と言います。

そこに見えるのが「命名の儀」です。
生まれた子に名前を授け、紙に書いたものを神棚に上げ、神様に子の無病息災を祈りました。

言霊とは名前に宿ると言われています。
一音一音に言霊が宿っていると言われ、その名を呼び続けることで、名前の意味だけでなく、そこには言霊の力も働きます。

人の名前だけではなく、野菜や動物、すべてのモノにそれぞれの名前があり、そこにも言霊が宿っているということです。
それぞれ付けた人の言霊が宿っており、意味があるため、意味を考えると様々な物や名前を大切にしたいという気持ちが生まれてきます。

感謝という感情にさえ、「言霊・ことだま」が存在します。

目には見えない「自分の心」の内側を形にしようとするときも、「言葉」がその役割を果たしてくれます。
つまり、自分自身の中でも「曖昧な姿」をしていた想いを、言葉ははっきりと手に取ることができるものに変えてくれる力も持っているというわけです。

もっとわかりやすく言うと、常にポジティブな言葉を発していれば、言霊の力で良いことを引き寄せてくれると言われています。
よく言う「引き寄せの法則」です。

ポジティブな発言をする人には自然と周りに人が寄ってきます。
逆にネガティブな発言をしていては良いことは起こりません。
ネガティブな言葉はネガティブな事象を引き起こします。

ここからは個人的な見解ですが、想いは常に口に出していくのが得策だと考えます。

よく、「有言実行すごいね」なんて言われることがあります。

それ僕から言わせれば「有言実行」ではなく、ただ「言葉にしている」だけ。
その言葉がそのチャンスを引き寄せてくれている。

自分の夢や目標を口にしてしまうと、周りから笑われてしまうかもしれないし、恥ずかしいから極力口にしないようにするというのでは意味がありません。

言霊はいつもあなたの味方です。

ミラノ万博も伊勢志摩サミットも出版も、口に出してそのご縁に恵まれました。

ここ数年口にしてきた「百年先に残るものを作りたい」も当時は笑われていたけれど、寺社仏閣へのご奉納の活動を通し、今や少しづつ現実味を帯びてきています。

このように「言葉を味方に」することができれば今よりもっと良い人生を送ることができるんじゃないかと思います。

僕が二十歳を過ぎた頃から実行していること。

それは、笑うときは大きな声で。
伝えたいことは声に出す。
想いは自分の中に隠さず人に共有する。
自分の中の感情をどこかに記録(メモ)する。

そんな感じでしょうか?

少しスピリチュアルな話になりましたが、より良い人生を送るために、実行してみることをお勧めします。

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