東京個展を終えて
東京個展への多大なるご支援をいただきました皆様、誠にありがとうございました。
いろんなハプニングがあり、精神的にギリギリの状態な時もありましたが、準備期間を含め、ただただ感謝に尽きる時間でした。
今回の東京での個展は、自身初となる作品の販売を兼ねた展示会でした。
作品を売ることをやめて10年。
いろんな想いがあって、手放すことなく書き続けてきた作品でしたが、今回手放してみて気づいたこと、思ったことがたくさんありました。
今でも作品を手放すことが惜しく思えたり、寂しい気持ちは溢れんばかりあります。
でも、その反面、作品たちを迎え入れてくれる方たちの姿を見ているとなんだかほっとする気持ちもありました。
そしてこの先、あの作品たちが、それぞれの人生とともに、新しい旅を始めると思うとそれはそれで清々しい気持ちもあります。
今まで大切に思い続け、あたため続けてきた作品たちが、ここから先どのように世界を旅するのか、考えるだけでワクワクします。
この個展を終えて、またひとつ前進したのは
『今まで以上の仲間ができたこと』
伊藤潤一が見据える果てしもなく遠い、100年先、1000年先というビジョンを共に追いかけられる仲間が見つかったことです。
おそらく100年先を自分の目で見ることはできないけど、この想いが生き続ける限り、僕のかわりにその瞬間を見届けてくれる人がいることが確信に変わりました。
遠い未来のことを思い始めてまだたったの5年。
100年のうちの5年。
まだまだ果てしのない旅ですが、伊藤潤一と、この先の仲間との旅路を見守っていただけたら幸いです。
今後とも伊藤潤一を応援よろしくお願いいたします。
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